ママ友から「最近はスペパを意識している」という話を聞きました。節約になるといっていたのですがどういうことですか?
スペパで節約ができる理由
スペパは、時代の流れに合致した考え方ともいえるでしょう。一方で、節約につながる可能性もあります。ここでは、その理由を説明します。 ■消費行動の変化 限られたスペースを有効活用するには、無駄なものは捨て、余計なものは買わないといった意識と行動が必要です。消費行動が変化し無駄な出費が減れば、節約へとつながります。 ■効率のよい家電などへの買い替え スペパでは、1台でいくつもの役割をこなす家電が重要な役割を担います。余計な機能を持たず、最低限の仕事をしてくれるサイズの小さな家電を選ぶ人も増えるでしょう。結果的に、電気代の節約につながる可能性が高まります。 ■固定費の削減 電気代が安くなれば、契約しているアンペア数を下げられる可能性があります。アンペア数が小さくなると基本料金も安くなるため、固定費の節約につながります。また、スペパにより、さらに狭いスペースでも生活や仕事が可能とわかれば、面積の小さな物件への引っ越しも可能です。家賃も削減できるため、やはり固定費の削減へとつながるでしょう。
スペパへの取り組みは節約へとつながる
限られた空間で、できるだけよいパフォーマンスを生み出そうとする考え方がスペパです。スペースパフォーマンスの略語であり、にわかに注目を集め始めています。 その理由には、住宅面積の縮小傾向やテレワークの普及があるでしょう。スペパの改善に取り組むと、無駄遣いを控えるなど消費行動が変化する可能性があります。効率のよい家電への買い替えや引っ越しなどで、光熱費や固定費を抑えやすくなる点も、節約につながる理由です。 出典 住宅金融支援機構 2022年度 フラット35利用者調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部