早稲田塾は総合型選抜・学校推薦型選抜の対策を得意とし、情報量と経験値で合格へ導く
さまざまな分野の第一人者と交流し、キャリアを考える
早稲田塾では探究学習を深めたり、広げたりする一環として「未来発見プログラム」を実施している。 各分野の第一人者との交流を通して視野を広げたり、思考を深めたりし、進路を発見する手助けにする。対面とオンラインの講義、さまざまな場所に足を運んで、関係者にインタビューするフィールドワークに加え、議論を重ねて資料を作成し、グループディスカッション、プレゼンテーションなどを行う。 これまで日テレのプロデューサーによるメディアリテラシー、政府機関やNGO職員などによる途上国開発援助レポート、大学教授による最先端科学などのプログラムが開催されている。
大学や小論文、英語資格に特化した授業も
慶應義塾大学法学部のFIT入試対策に特化した「慶應義塾大学(法学部)FIT入試(A方式)二次試験対策講座」という授業も用意されている。 慶應法学部のFIT入試(A方式)の二次試験では、論述力試験と口頭試問が行われる。論述試験では政治や歴史、社会情勢に関するきちんとした知識や論理的な文章を書く能力が求められるので、専門性を持った社会人講師や担任助手が対話を通じてそれらを鍛えていく。ほかにも「慶應義塾大学(法学部)FIT入試(B方式)二次試験対策講座」「慶應義塾大学(SFC)夏秋AO特別講座」「早稲田大学(国際教養学部)AO入試(Critical Writing)対策講座」などの講座がオンラインで行われる。 「オンラインは補助的なツールではなく、主軸にもなっています。地方在住の受験生も参加できます。早稲田塾は受験を団体戦だと捉えていて、同じ進路を希望する仲間がいることが大切だと思っています。オンラインで全国の仲間とともに学べることはとても効果的です」(早稲田塾 中川敏和執行役員) 「論文系講座」では、各種推薦入試で求められる小論文の指導を受ける。たとえば、早稲田や上智などの難関私大や国公立大学で課せられる小論文では、難度が高い文章を読解する力や論理的に文章を構成し、表現する力が求められる。それに必要となる力を鍛えていく。生徒同士で添削しあうこともあり、皆で鍛え合う学びを進める。 「英語系講座」では、TOEFL、IELTS、英検といった英語の資格の対策を行う。一般選抜でも英語の資格が必要なケースが増えてきているが、推薦入試ではより重視される傾向にある。資格の有無や試験のスコアを出願資格としたり、加点の対象としたりする。この英語系講座はすべてオンラインで行っている。