巨人・坂本勇人は1億円減で5億円の単年契約 FA補強の話題に「大山君はいい子なので来てほしい」
巨人・坂本勇人内野手(35)が26日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億円減の年俸5億円でサインした。2019年に結び、途中で年数を見直した複数年契約は今季で終了し、新たに単年契約を結んだ。(金額は推定) 【写真】巨人・坂本がスマホケースに貼っている「笑うアベ」ステッカー。阿部監督が七福神の姿で描かれている 18年目の今季は本格転向した三塁でゴールデングラブ賞に選出された一方、打率.238、7本塁打、34打点とレギュラーとなった2年目以降、ワーストの打撃成績だった。2011年オフ(1億2000万円→1億1000万円)以来14年ぶりの減額に「当たり前のこと。年齢的にも厚かましく複数年にしてくれとも言わなかったですし、1年、1年が勝負だと思ってやりたい」と気を引き締めた。 チームは今オフ、阪神からFA宣言した大山獲得へ動いている。三塁も守れる右打者の大山とはポジションがかぶるが、「(補強は)当たり前のこと。ジャイアンツは常に勝たないといけないチームで、僕もそこでずっとレギュラーを張ってきた自負もあります。何とも思ってないです。大山君はいい子なので来てほしいなと思います」と笑顔で話した。 19年目となる来季へ「個人的な目標はあまりないですけど、さらに野球がうまくなりたいというのはずっと変わらない。もう一度、もっと野球がうまくなれるように。人にも野球がうまいなと思ってもらえるように頑張ります」と繰り返した。