サンパウロで能登支援コンサート ブラジル石川県人会が開催
【サンパウロ共同】ブラジルの最大都市サンパウロで2日、能登半島地震の被災地への義援金を集めようとブラジル石川県人会がコンサートを開催した。ブラジルや日本のミュージシャンがボサノバや日本の曲を演奏。日系人ら約100人が集まり、ヒット曲「上を向いて歩こう」では観客も合唱した。入場チケットの売り上げは全額被災地支援に充てられる。 唱歌「故郷(ふるさと)」なども披露され、感極まって涙を浮かべる人もいた。石川県白山市に親類が住む古田敏子エレナさん(77)は「ずっと心配している。少しでも助けになりたい」と話した。 ブラジル石川県人会は地震発生直後の1月上旬から義援金を募集してきた。