『ミス・ターゲット』すみれと宗春の“交わらない”運命 鈴木愛理演じる萌の過去も明らかに
第二章からは鈴木愛理演じる萌の新たな一面が見られる?
死を選ぼうとするくらいに絶望を感じていた萌にとって、すみれは“光”のような存在に見えたに違いない。結婚詐欺師なんて、限りなく“闇”に近い仕事だけれど、萌にとってはどうしようもなく輝いて見えたのだと思う。 それなのに、なぜ萌は宗春の会社の代表取締役社長に就任していたのか。もちろん、恩人であるすみれのために、宗春を守ろうとしたのなら分かる。でも、だとしたらすみれに向かって「部外者が口出さないでください」なんて冷たい言葉を吐き捨てるだろうか。 これまで萌は、ホワホワとした癒し系のオーラを纏っている鈴木のイメージに近い役柄だと思っていた。しかし、どうやら第二章からはまた違った一面が見えてきそうだ。なぜ、宗春とともに働くことになったのか。あれほど慕っていたすみれのことを、敵を見るような瞳で見るようになった理由とは? まだまだ秘められた謎がたくさんある。 ちなみに、鈴木は『推しが上司になりまして』(テレビ東京系)の瞳や、『ANIMALS-アニマルズ-』(ABEMA)の海など、ピュアな頑張り屋さんという感じの役柄を演じることが多いが、『会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編』(ABEMA)では、わがままなお騒がせモデル・一花を演じていたことも。この“悪女”鈴木愛理もかなり見応えがあったので、『ミス・ターゲット』でも、パブリックイメージとは異なる強気な表情が見られるのが楽しみだ。
菜本かな