【ワイルドと美学の極点】モーゼルよりGクラスのコンプリートカー モーゼル M75RS/M57RS発表
最新作コンプリートモデル
チューニングブランドのモーゼルはメルセデスベンツGクラス・AMG G63(W463~)をベースとした最新作コンプリートモデルを発表した。 【写真】発表されたコンプリートモデルと最新Gクラスをみる (89枚) 新たに発表された「モーゼル M75RS」(AMG G63をベース)と「モーゼル M57RS」(G 450 dをベース)は、共にパナメリカーナグリルと大幅にワイド化されたボディラインを備え、圧倒的な存在感と重厚なデザインでGクラスの伝統を昇華していると語る。 力強いエクステリアは、従来のGクラスが持つアイデンティティを尊重しながらも、現代的で洗練されたスタイルに進化させ、さらに、今回のモデルでは「究極のGクラス」という開発コンセプトのもと、新たにアップグレードシステムが採用され、カスタマイズ性が大幅に向上したという。 各部のオプショナルパーツは今後も順次開発・発表予定で、ユーザー自身が自分だけの理想のコンプリートモデルを作り上げることができるよう設計されていると発表された。
どんなクルマ?
■モーゼル M75RS スーパー・コマンダー・カーボンPKG 価格:4200万円 最高出力:要問合せ 最高トルク:要問合せ ベースモデル:G 63 AMG 最高出力:635ps 最大トルク:86.7kg・m エンジン:V型8気筒DOHCツインターボ モーゼル・フルボンネットカーボン モーゼル・フロントリップカーボン モーゼル・リアリップカーボン モーゼル・ルーフカーボンライト モーゼル・三点式ペダル モーゼル・ダブルアクションフルエキゾースト モーゼル・強化サスペンション モーゼル・MS11 FORGED 23inch 10J アドバン 305/35/23 モーゼル・エンジンコンピューターチューン モーゼル・ジャパン正規ディーラー車 ■モーゼルについて モーゼルは21世紀のチューニングビジネスにおいて新たな変革のムーブメントとなりつつある新興勢力だ。 日本、ドイツ、イタリア三ヶ国の共同開発によりスタートした未だかつてない歴史的なチューニングブランドとなっている。社会とカスタマーにより高い利益を与える事を企業哲学に、最新のトレンドを追い求め、他社に先駆けて具現化することを目標に掲げており、ドイツチューナーに対する価値観を一新する21世紀型チューニングメーカーである。 最新作のメルセデス・ベンツGクラスAMGをベースとした「モーゼル M75RS スーパー・コマンダー・カーボンPKG」のボディキットは、前後のフルバンパーを中心にしたスパルタンな構成を採用。 フルボンネット、ルーフスポイラー、フロントリップ、リヤリップ、ワイドフェンダーなどはそれぞれ大型な印象ながらも、ワイルドと美学を考え尽くした構造となっており、そのコンプリートされたエクスペリアも巧みなまでにGクラスの迫力とスポーティネスを高めているのが印象的。 その足元には、エアロダイナミックスとともにフットワークも視覚的な力強さを生み出す「モーゼル MS11マッドシルバー」、さらにスポーツを印象づける「モーゼル MS11マッドレッド」、リヤボトムには左右6本のエキゾーストシステムが組み合わされており、M75RSならではのワイドなフルボンネットを演出している。
AUTOCAR JAPAN(執筆)