藤沢が女性国際戦で準優勝 囲碁の呉清源杯、日本勢最高
囲碁の女性国際戦、第6回呉清源杯は3日、中国福建省で決勝3番勝負の第2局が打たれ、藤沢里菜女流本因坊(25)は韓国の崔精九段(27)に敗れて第1局から2連敗し、準優勝となった。準優勝は日本、中国、韓国の女性トップ選手らが出場する同大会で、日本勢の歴代最高成績。 決勝3番勝負の第1局は2日に行われ、崔九段が先勝。3日の第2局も制して優勝を決めた。崔九段は第2回、第4回に続いて3度目の同棋戦制覇で、女性世界最強といわれる実力を示した。 呉清源杯は日中韓の棋士ら24人が出場。藤沢女流本因坊は初戦から準決勝まで中国選手に4連勝し、決勝に進んだ。