ベッキーの逆転発想「嫉妬の言葉は、ある意味ほめ言葉」
日々生まれいづる悩み、誰かに相談したい。読者の皆さんのお悩みを“ゆるり”とキャッチして、“くるりんぱ”とひっくり返して、幸せの種に! この連載「お悩みゆるりんぱ」で、ベッキーさんがポジティブな方向へと導きます。
言わせておけばいいんです!
最近、湿度が気になるベッキーです。常に加湿器もくもく。お出かけするときも湿度計を持ち歩いて、湿度チェックするのが楽しくて仕方ありません(笑)。さ! 今日もゆるりんぱしていきましょう!
そこそこ美人と言われて、実は損している問題
自分でいうのも何ですが、そこそこキレイと言われてきた今までの人生ですが、別に芸能人にスカウトされるほどのレベルでもなく。という自覚もあるので、真面目に勉強して名の知れた企業に入り、自分なりに頑張って仕事しています。が、私の企画が通ったりすると「あのコ、美人だからね」とか「上司のお気に入り」的な陰口を叩かれて、正当な評価をしてもらえません。周囲から容姿で得していて羨ましい的な扱いを受けて、実は損な役回りだなと憤りを感じます。と、友達に相談すると贅沢な悩み、とか、逆に自慢かと思われるのがオチ。やはり、誰もが納得する圧倒的な仕事ぶりで制するしかないでしょうか。それも難しそうですが。(匿名希望/M子さん) あらま! なかなか近い人に相談しづらいお悩みですよね! メッセージありがとうございます。 はい! これ、気にしなくていいやつです! …なんか毎月これ書いてる気がします、すみません(笑)。でも、本当に気にしなくていいんですもん! まず!「あのこ美人だからね~」も「上司のお気に入りだもんね~」も、私からすると褒め言葉なんですよね。もちろんM子さん的には『いや、実力で勝ち取ってるし!』というお気持ちなんでしょうけど、褒め言葉って一種類だけじゃなくていいと思うんです。“美人である”と“上司に人間として好かれてる”という2種類の褒め言葉ゲットという感じがします。で、さらに実力でお仕事も勝ち取ってるから“実力がある”と誰かも言ってるはず。はい! 褒め言葉3種類ゲットだぜ!です。 あと私が気にしなくていいと言ったのは特に、こういう陰口を叩く人たちのことです。妬んでる人たちの言葉を真に受けていたら、あちらと同じステージに行ってしまったことになります。言わせておけばいいんです。そんな次元ではないステージで、M子さんはまっすぐに輝いていればいいのです。あと、美人というだけで仕事を貰い続けられるほど社会は甘くないですし! しっかり実力であるのですから! 100%の人と良好にやっていける世界ではないので、数名そういう人がいることは目を瞑りましょう。 圧倒的な仕事でも、そうじゃなくても、まっすぐな気持ちでお仕事し続けることが大切な気がします。誰かは見ています。誰にも伝わってないと感じても、神様は見ています(ちなみに私は無宗教! でも神様はいると思っています)。なので大丈夫です。 お仕事に全力なM子さん、カッコいいです! そのまま走り続けてください! 応援しております!
ベッキー 1984年生まれ。神奈川県出身。14歳で子ども向け番組『おはスタ』でデビュー。以降、バラエティやトーク番組、雑誌などで活躍。近年では、映画・ドラマにも多数出演しており、“憑依型の役者”と演技力にも注目されている。活動の幅はメディアにとどまらず、洋服のデザインや絵画制作、自身のYouTubeチャンネル「ベツキイ!!!!」も配信。ドラマ「君が獣になる前に」(テレビ東京系)では、井上カンナ(ガム女)役でレギュラー出演した。 TEXT=ベッキー EDIT=GINGER編集部
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