アル・アハリ注目のオシムヘン、同選手の代理人は否定「彼は欧州でやり残したことがある」
ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの去就について、同選手の代理人であるロベルト・カレンダ氏が語った。ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。 【動画|ハイライト】ナポリが3得点快勝! ナポリ×ボローニャ|セリエA第2節|2024-25シーズン アル・アハリが、オシムヘン獲得に向けてナポリと合意に達したとされている。しかし、カレンダ氏はアル・アハリへの移籍を否定する旨の発言をしている。アル・アハリとナポリは、6500万ユーロ(約105億円)を超える移籍金で合意しているが、同選手との合意には至っていない。 こうしたなか、カレンダ氏はオシムヘンの去就についてこう語った。 「ヴィクターは、新しい選手が加入する余地を作るために、遠くへ運ばれる荷物ではない。彼はヨーロッパでやり残したことがたくさんある。彼は歴史を作った選手だ」 「今年を含め、大きなオファーがあったときは常にクラブの決断を受け入れてきた。彼はアフリカの年間最優秀選手に選ばれ、バロンドールのランキングでは8位にランクインした。リスペクトとバランスが必要だ」 現在25歳のオシムヘンは、2020年9月にリールからナポリに移籍した。2022-23シーズンは、公式戦39試合に出場して31ゴール5アシストを記録する活躍でセリエA得点王に輝き、ナポリをセリエA優勝に導いた。また、昨シーズンは公式戦32試合に出場し、17ゴール4アシストという成績を残した。 今夏の移籍市場ではナポリを退団する可能性が高いとされ、チェルシーなど多くのクラブへの移籍が取り沙汰されてきた。オシムヘンは、アル・アハリに対して高額な給与と契約に解除条項を含めることを要求しており、ヨーロッパのビッグクラブへの移籍を希望しているという。
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