【プレミア12】日本一からの世界一はならず…牧秀悟「強いジャパンをつくらなければいけない」
◇WBSCプレミア12 決勝 日本0―4台湾(2024年11月24日 東京D) 侍ジャパンの牧秀悟内野手(26)は、一塁走者としてライナーに戻り切れずに併殺を喫した森下の背中を黙ってポンと叩いた。 【写真】<日本・台湾>6回、外野フライに倒れた森下(右)の奥で厳しい表情の井端監督 「勝たなければいけないところで負けてしまった」という思いと「強いジャパンをつくらなければいけない」という思いが交錯した。 DeNAで日本シリーズを制し、ほぼ休みなく侍ジャパンに合流した。それでも「代表チームに入ったらやらないといけない」とベンチでは誰よりも声を出し、グラウンドでも全力プレーを続けた。 22日のスーパーラウンド・ベネズエラ戦では勝ち越しの満塁弾も放ったが、日本一からの世界一とはいかなかった。 この日は3打数無安打。牧は「課題は多い。(この敗戦を)次につなげないといけない。選ばれるか分からないですけど選ばれたらもっと強いチームになっていければなと思います」と決意を明かした。