ペッチ（右）が世界トーナメントで優勝

格闘技イベント『RISE WORLD SERIES 2024 FINAL ～GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX～』 2024年12月21日（土）千葉・幕張メッセ イベントホール 【フォト】ペッチ9R戦い抜き優勝！決勝戦の名シーン ▼メインイベント（第16試合）GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX決勝 3分3R延長1R 〇ペットパノムルン・キャットムーカオ（GLORY/タイ） 判定2-1　※29-28×2、28-29 ●ミゲール・トリンダーデ（GLORY/ポルトガル） 　ペットパノムルン（ペッチ）は、初代RISE世界スーパーライト級王者にして、GLORY 世界フェザー級王者。 　対するミゲールはGLORYフェザー級1位と、トーナメント決勝は、GLORYのトップ対決となった。 　ペッチは初戦で白鳥大珠、準決勝でイ・ソンヒョンをいずれも完封の判定勝利で勝ち上がり。 　対するミゲールは初戦で原口健飛を、準決勝でチャド・コリンズをこちらはいずれも1R KOで勝ち進み、ほぼノーダメージと言える。 　試合は、サウスポーのミゲールは軽やかなステップで飛び込み強烈なロングフック、前蹴り、ミドル。ペッチはしっかりガードすると蹴り終わりに左ロー。 　ミゲールの飛びヒザに、ペッチは即座に左ストレートを入れ目の離せない展開。 　2R、変わらずミゲールは積極的な大振り左右フックも、ペッチは動じず前進、左ミドルも出し始める。ミゲールのフックよりも、ペッチのストレートの着弾が早く、更にペッチは組んでヒザ。 　3R、ミゲールも前進するペッチにカウンターヒザを入れるも、ペッチは崩れず強烈左ミドルを連打。頻繁に組みにも行き、着実に勝ちに行く。 　判定は1者がミゲールにつけるも、ペッチが2者を取り、見事優勝。全試合判定勝利の9Rを戦い抜き、貫録のトーナメントを制覇し賞金10万ドル獲得した。