【MLB】2年連続で観客動員数が増加 2011~12年以来の快挙 昨季から導入された新ルールの効果か
まもなく2024年のレギュラーシーズンが終了しようとしているMLBだが、今季も前年比で観客動員数が増加したようだ。米公式サイト「MLB.com」によると、今季のMLBは日本時間9月23日までの試合が終了した時点で6844万732人を動員しており、昨季の同時点と比較して0.7%増加。試合のペースを向上させ、試合中のアクションを増やすことを目的とした新ルールの導入が一定の成果を上げているとみられる。2年連続で観客動員数が増加するのは2011~12年以来のことだという。 【動画】ドジャースの大谷翔平が53号アーチを放つ ピッチクロックなどの新ルールが導入される前の最後のシーズンである2022年と比較すると、観客動員数は約10%増加。平日の観客動員数が12%増加しており、週末の観客動員数も7%増えているという。 また、日本時間9月21~23日に行われた合計45試合で155万3235人の観客動員数を記録。1試合平均3万4516人となるが、これはレギュラーシーズン最終週を除き、2015年以降の9月の週末3日間の観客動員数としては、トータルと平均の両方で最多の数字になったという。 さらに、MLBの観客動員数は今季も7000万人を突破し、2017年以降では最多の数字になる見込み。米公式サイト「MLB.com」は「世界で最も観客動員数が多いスポーツリーグの地位を維持し続けるだろう」と伝えている。ファンの要望に応える形で導入された各種の新ルールは、少なくとも観客動員の面で見れば、大成功を収めていると言えそうだ。