「今年以上に自覚をもって」広島・坂倉将吾が大台突破で契約更改 西川移籍の穴は「埋めるというより、新しいカープの形を」
プロ野球・広島の坂倉将吾選手が6日、契約交渉更改に臨み、3000万円増の1億2500万円(ともに推定)でサインしました。 【画像】ドラフト1位の常廣羽也斗 大台の1億円突破に坂倉選手は、「1年間捕手として、チームのAクラスになったというのと、チームが勝ち越しているというところでたくさんの評価をしてもらったかなと思います」と話しました。 坂倉選手はプロ7年目の今季、120試合に出場し打率.266、12本塁打44打点という成績を残しました。「大きなけがはなく、シーズン通してやれたと思います。周りの方に支えられて健康的にできたと思います」と今季を振り返りました。 昨季は主にサードを守り全試合出場を果たしましたが、今季は開幕前に捕手専念を決意。「ポジションが変わって、いろんな変化がある中で、キャッチャーとして一年間100試合以上というのは目標にはしていたけど、本当に出れるとは思っていなかったので、ひとまずよかった」と話しました。 11月にはアジアプロ野球チャンピオンシップにオーバーエイジ枠として選出され、優勝に大きく貢献。「周りは若い選手ばかりだったんですけど、刺激が強いというか。本当にこのままではダメだと思わせてくれるような舞台を経験できたので、本当に自分にとってはプラスだなとは思っています」と、自身初となる日本代表での活動を振り返りました。 さらに、「1人、東の方に旅立たれた人もいるので、その人の分も負担は大きくなるとは思うけれど、頑張ってくれというのは言われた。その辺は今年以上に自覚をもってやっていきたい」と、FAでオリックスへ移籍した西川龍馬選手の話に触れ、「一人で埋まるようなものではないと思いますし、一人で埋めようとする必要もないと思う。そこがカープらしいということもありますし、全員で束になって、穴を埋めるというよりは、また新しいカープの形であったり、味がでてくると思うので、それを生かしていければなと思います」と西川選手が抜けた来季に向けて、力強く意気込みました。