古本屋に1冊500円の本10冊を売りに行ったら「全部で200円」と言われました。どうしてこんなに安い買取価格なのでしょうか?
古本の買取価格に納得できない場合は「寄附」という選択肢も
不本意な買取価格に納得できない場合は、古本を売るのではなく「寄附する」ことも一つの選択肢です。 例えば、こども家庭庁 支援局家庭福祉課が運営している「こどもの未来応援国民運動」では「こどものみらい古本募金」という取り組みを実施しています。不要になった本やCDなどを寄附し、買取査定額が寄附される仕組みです。 また、(独)環境再生保全機構が運営している「地球環境基金」でも「本de寄付」という取り組みを行っています。不要な本やCDなどの買取金額が寄附金となり、NGOやNPOが行うさまざまな環境保全活動に活用されます。
古本は買取依頼の前に規約の確認を! 売る以外に寄附することもおすすめ
古本は発売年数や需要、在庫状況などさまざまな要因によって買取価格が変動します。また、古本の宅配買取は便利な一方でトラブルが増えているとの報告もあるため、利用時は注意が必要です。 店舗買取・宅配買取のどちらにおいても買取基準や規約などをよく確認したうえで利用しましょう。買取価格に納得できない場合は、古本を寄附することもおすすめです。自身が納得のいく方法で、本を処分しましょう。 出典 独立行政法人国民生活センター 古本買い取りサイトに古本を送ったところ「買い取れない」と言われた 消費者庁 平成30年版消費者白書 第1部 第1章 第4節 (3)消費者が「売手」となる取引に関するトラブル こども家庭庁 支援局家庭福祉課 こどもの未来応援国民運動 募金や寄付で支援する 独立行政法人環境再生保全機構 本de寄付 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部