ソフトバンク牧原巧汰、来季の目標は「最低でも1軍の試合に出る」 秋季キャンプのテーマは対応力向上
◆ソフトバンク秋季キャンプ(3日、筑後) ソフトバンクの牧原巧汰捕手(22)が、対応力向上をテーマに汗を流している。 ■ラオウ?アンパンマン?暗雲切り裂く栗原陵矢の謎ポーズ【写真】 4年目の今季は、ファーム非公式戦に81試合出場し打率2割7分6厘、11本塁打。ウエスタン・リーグには自己最多の27試合で打率2割4分だった。「全然、納得がいってない。2軍で結果を残さなければ1軍にも行けない。まだまだ1軍のレベルではない」と痛感した。 キャンプ前にあった10月のみやざきフェニックス・リーグでは、タイミングを早めて打ったり、狙う球を変えてみたりするなど試行錯誤して14打数4安打だった。「安打が出たのは良かった。それよりもボールに対してしっかり入れたかなどを考えていた」と話す。 このキャンプでは、フェニックスリーグでやっていた形をレベルアップさせるために取り組んでいる。「投手との間合いなどがはまっている感じがしたので、自分の形をしっかり作ろうとしている」。シーズン中よりもスイングスピードが上がり、スイングの時間が短くなったことで、より投手の球を長く見ることができるようになるという。 守備では、野球系のYouTubeで活躍するアマチュアの緑川大陸さんにキャッチングなどの指導を受ける。「シーズン中に反応が遅い時があったので、緑川さんの技術が身につけば(動作に)余裕が生まれる」と熱心に話を聞いている。 5年目となる来季は「最低でも1軍の試合に出る」と意気込む。対応力を養い、飛躍する武器にしたい。(浜口妙華) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社