長野から個性豊かな54の酒蔵が、大阪に集結 蔵人と会話を楽しみながら日本酒を試飲
『YOMOYAMA NAGANO(よもやま・ながの)』と題した長野県産日本酒の試飲会が、7月17日に「ウェスティンホテル大阪」(大阪市北区)で開催される。 【写真】多数の日本酒フリークが集まった東京開催の様子 長野県酒造組合(長野県長野市)が過去『長野酒メッセ』としておこなわれ、国内外で高い評価を受ける長野県産のお酒が堪能できると評判を呼び人気を博してきた同イベント。今回は名称も新たにリニューアルし、全国ツアースタイルで全4カ所で開催。大阪は2019年以来となる。 全国各地に酒どころは多数あるが、長野の酒蔵数は全国2位。今年発表された「令和5年酒造年度全国新酒鑑評会」では、純米(大)吟醸酒部門別での金賞獲得数は7品で、都道府県別で全国トップを誇る。当日はそんな長野全域から54の酒蔵が大阪・梅田に集結とあり期待が高まる。 各蔵自慢のラインアップの飲み比べはもちろん、蔵人が各ブースに常駐しているので日頃なかなか直接話す機会のない、つくり手のみなさんと交流のチャンス。さらに「長野が好き」「日本酒が好き」という酒蔵の出店サポートするボランティアスタッフも動員し、会場を盛り上げる予定だ。 なお、会場でプラスチック製の猪口を用意があるが、マイ猪口・マイグラスの持ち込みを推奨。環境保全、ごみ削減のため、そして何より最高のお酒をしっかりと利いていただくために、ぜひ各自お気に入りの器の持参したいところ。 担当者は「長野県内には約80社の酒蔵があり、そのほとんどが50名以下の中小の酒蔵です。当日は南北に長い長野県の特色が反映された、大手企業とは違う個性豊かな日本酒が揃いますので、お楽しみに」と語る。 小売店や卸、飲食店の関係者も多数参加する同イベント、一般の参加者の時間は昼3時から夕方6時までとなっている。入場料3000円でプレイガイドで前売り券が発売中。