古川侑利が現役引退表明 楽天、鷹など4球団でプレー「11年間本当にありがとうございました」
◆ 3度の戦力外通告を受けた苦労人 ソフトバンクから戦力外通告を受けた古川侑利投手(29)が1日、自身のSNSで今季限りでの現役引退を発表した。 自身のインスタグラムを更新し「福岡ソフトバンクホークスから戦力外通告を受け、現役続行を希望しておりましたがこの度、引退することを決断いたしました」と報告。これまで所属した楽天、巨人、日本ハム、ソフトバンクのユニホーム写真を添え「11年間本当にありがとうございました。どのチームに行ってもあたたかく応援してくださるファンの方々に感謝の想いでいっぱいです」などと感謝の言葉をつづった。 古川は2014年のドラフト4位で楽天に入団。2019年7月にトレードで巨人へ移籍したが、2021年オフに戦力外通告を受けた。それでも、同年のトライアウトを経て日本ハムと育成契約。2022年3月に支配下契約を勝ち取り、同年はシーズン自己最多の34試合に登板した。同年12月に初めて開催された現役ドラフトでソフトバンクへ移籍。しかし、2023年オフに戦力外通告を受け、2024年は育成選手として再スタートしたが、今年10月に3度目となる戦力外通告を受けていた。 11年間で4球団を渡り歩いた苦労人。NPB通算成績は91試合に登板し、6勝15敗3ホールド、防御率4.97だった。
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