IR研究は「西高東低」 ── 東京のIRセミナーを大阪商業大学研究所が主催
世界最高品質のエンターテイメントを
外国人観光客、とりわけVIPクラスの支持を集めたいIRは、観光産業の固定観念を一新させるインパクトを持つ。「講演や調査で地方を訪問すると、地元の有識者から、温泉と料理、もてなしの精神がわがまちの自慢という声をよく聞きますが、地域差がなくなり、温泉などの定番3点セットでは、もはや差別化がむずかしい。これからは地元独自の資源を活用しつつ、世界のIRと競い合いながら進歩をめざしていく時代を迎える」(藤本研究員) ローカルとグローバルというふたつの視点の融合が、IRに欠かせない。 「世界でも最高品質のエンターテイメントを提供しなければ生き残れない分だけ、やりがいが十分。IRの先進地である米国では、エンターテイメントにかかわる人たちは誇りをもって働いており、これから日本もその方向へ向かうだろう。エンターテイメントは潜在的な成長性が高い。IRは独創的な発想で動ける企業や人材が活躍できる分野だ」(藤本研究員) セミナー開催は26日午前10時~午後5時。会場は「秋葉原UDX4階 ギャラリー・ネクスト1」(東京都千代田区外神田4-14-1)。受講料5万円、定員100名、申し込み締め切り16日。詳しくは大阪商業大学アミューズメント産業研究所の公式サイトで。 (文責・岡村雅之/関西ライター名鑑) 地図URL:http://map.yahoo.co.jp/maps?lat=35.70039130000003&lon=139.77260769999998&z=15