<ポツンと一軒家>結婚58年、岩手県のおしどり夫婦が語る“山の生活史” 明治初期に先祖が開拓 畜産業をしていた頃の名残も
衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。10月6日放送では、岩手県の美しい畑と大自然の風景に囲まれて暮らす夫婦を紹介する。 【写真特集】大自然が美しい でもクマが出る 樋口日奈、三宅裕司の反応は?
捜索隊が手にした衛星写真には、⼭の⾕間を切り開いたように整備された畑、屋根がいくつも並んでいるような風景が写し出されている。水田が広がる集落を抜けた捜索隊は、⽊に覆われた⼭の中へ入っていく。険しい⼭道で「クマ出没注意」の看板も立てかけられている。いくら進んでも家があるようには⾒えないが、⼭が開けると、綺麗に整備された畑が⽬に⾶び込んできた。
そんな山深い地で、80歳と77歳の夫婦が捜索隊を笑顔で迎えてくれた。家の周囲にはクマ除けが設置されており、夫婦は「⻑く暮らしているけど、クマを⾒たのは初めてのこと」と語った。
先祖がこの地にやってきたのは明治初期の頃。⼭奥の⼟地を開墾し、稲作や林業、⾷⽤⾺の畜産などを⽣業にしてきたという。かつては3軒の集落だったが、25年前から一軒だけになったという。かつて⾖腐を作っていた頃の「⾖腐⼩屋」や、畜産業をしていた頃のサイロや機材庫、さらには明治期に造られた蔵などの建物がある。結婚⽣活は58年。今は畜産業は廃業したものの、夫婦で仲良く畑の⼿⼊れをする、⾵景に溶け込んだ夫婦の暮らしぶりとは……。
予告映像では、家の中に井戸があり、獲れたての野菜を使った“ヘルシー料理”で捜索隊をもてなしている様子も描かれている。
ゲストはタレントの三宅裕司さん、「乃木坂46」元メンバーで俳優の樋口日奈さん。