新浜レオン、有言実行の紅白初出場&レコ大に拍手「必ず結果で恩返し」2月に所&木梨の前で宣言
<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム> 11月19日、スマートフォンをスクロールする指が止まった。今年のNHK紅白歌合戦出場歌手の一覧を眺めていると、演歌歌手新浜レオン(28)の名前が掲載されていた。 今年の活躍は特に勢いがあり、木梨憲武(62)がプロデュース、所ジョージ(69)が作詞作曲した楽曲「全てあげよう」がロングヒットを記録。オリコンの週間演歌・歌謡ランキングで1位を3回獲得した。 記者は2月、同楽曲の新曲発表会を取材した。新浜は、直前まで生放送で出演していた日本テレビから直行で会場に登場。やや息を切らしている一方で、笑顔は絶やさない。黒と赤のスパンコール衣装をきらめかせながら楽曲を熱唱。記者は平成生まれなので、レトロなムード歌謡にあまり親しみはなかったが、「全て-」は、ロックっぽさもありつつ、アップテンポで軽快。耳なじみが良い印象が残った。 その日の発表会には、生みの親とも言える木梨と所も飛び入りで登場。所が「年末さ、作詞作曲で呼ばれるじゃん。羽織はかま用意しとかないとね」と水を向けると、木梨も「それはNHKのはなし?」とノリノリ。続けて「オレが出そうとしていた曲が全部レオンにいっちゃった」と笑うと、新浜は「こんなすてきな曲を作って頂いて、大先輩の元で歌わせてもらえる幸せはない」と感激。重ねて「必ず結果で恩返しをします!」と自分を追い込むかのように声を振り絞り、「NHK紅白、レコード大賞、ステージに立てるようにガンバレオン!」と奮い立たせていた。 紅白初出場はもちろんだが、日本レコード大賞では作曲賞を受賞し、所が表彰される。デビュー6年目で見事に有言実行。当日はこちらもテレビの前で、「ガンバレオン!」と大ステージに立つ姿に念を送って見届けたい。【望月千草】