元木大介氏が「あれを見たとき感動した」と振り返る大スター・長嶋茂雄氏の名シーン
元巨人の元木大介氏(52)が、YouTube「関根勤チャンネル」に出演。巨人時代に長嶋茂雄氏の「背番号3」復活に立ち合った感動を明かした。 【写真】伝説の一枚。2000年2月の宮崎キャンプで巨人・長嶋監督が復活した背番号3を披露する 巨人入団3年目を迎えるシーズン、長嶋茂雄氏の監督復帰が決まった。「あの長嶋さんの下で?ってうれしかった」と振り返った。 「背番号は何番だろうってファンみたいな感じだった。3番をつけてほしいなと思っていた」と明かした。 就任当初は「33番」をつけていたが、1999年オフに江藤智がFAで新加入した際、広島で付けていた「33番」を譲り、自らは永久欠番「3番」を復活させることを決めた。 ところが春季キャンプが始まってもなかなかジャンパーを脱がない。そのときが来たのはキャンプ中盤で、お客さんが一番集まる日曜日。しかもファンが近くで見ることができるサブグラウンドの守備練習中だった。 その場に立ち合った元木氏は「長嶋さんがノックするぞって。急にジャンパーをグワーッて脱いだ。大スターです。あの脱ぎ方は野球人じゃない」と振り返った。 さすがの元木氏も「あれを見たとき感動した」と純粋な野球少年に戻っていたという。