サッカー＝元バルサＤＦピケ氏、試合数削減に賛同 過密日程問題で
［ロンドン １６日 ロイター］ - サッカーのスペイン１部、バルセロナなどでプレーした元同国代表ＤＦジェラール・ピケ氏（３７）が１６日、過密日程への不満に理解を示し、試合数を削減すべきだと述べた。 スポーツビジネスイベントの「リーダーズウィーク・ロンドン」に参加しているピケ氏は「試合数が多すぎる。選手たちが『負傷が続出している。３日おきに試合があり、夏季休暇を取る時間もない』と訴える姿をわれわれは目にしている」と話した。 自身がサッカー界を統括する立場であればどうするかと尋ねられ、「試合数の削減を提案する」とコメント。「各リーグを訪れ、２０チームから１６チームに減らすよう提案する」と述べ、欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）や国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）に対しても現状を改めるよう伝えると話した。 国際プロサッカー選手協会の欧州支部、欧州各国リーグが加盟する「欧州リーグ」、スペインリーグは今週、ＦＩＦＡの国際試合の日程に関して欧州連合（ＥＵ）の独占禁止法規制当局に共同で申し立てを行っていた。 バルセロナでリーグ優勝９回、欧州チャンピオンズリーグ優勝３回を経験したピケ氏は２０２２年に引退。現在は７人制サッカー「キングス・リーグ」のエンターテインメント事業を展開している。
