【楽天市場の2025年おせちトレンド予測】カジュアル化・多様化が進み「オードブル」「ハイブリッド」「ご当地」に注目が集まる
そのため、8000円~2万円程度で、洋風の味付けを中心とした多種多様な品目を自由に盛り付けて楽しめるオードブルスタイルのおせちに注目が集まると予測した。
■ 和洋中や単品おせちと自身で作ったおせちを組み合わせる「ハイブリッドおせち」 2025年に購入予定のおせちについてのアンケートでは、1位に「和風+洋風の組み合わせ」、3位に「洋風+中華の組み合わせ」がランクインするなど、和洋中を組み合わせたおせちの人気が高い。 「楽天市場」において、和風おせちをベースに洋風、中華など異なる味わいを組み合わせたおせちの流通総額も、2020年からの3年間で約3.2倍に伸長しているという(2020年1月1日~12月31日と2023年1月1日~12月31日を比較)。
また、単品おせちの流通総額も約1.3倍に拡大(2020年1月1日~12月31日と2023年1月1日~12月31日を比較)。必要な物だけ購入し、自身の手作りおせちと組み合わせる傾向も見られるという。こうした状況から「ハイブリッドおせち」をトレンドとして予測した。
特集ページ「楽天市場 おせち2025」内でも「オードブルおせち」を紹介するコンテンツを初公開する予定だ。 ■ 「赤こんにゃく」「鯉のやわらか煮」といった「ご当地おせち」 「地域の商品を使ったおせち(ご当地おせち)を食べてみたいか」というアンケートでは、17.9%が「食べたことがある」、34.9%が「食べてみたい」と回答。 また、「楽天市場」におけるご当地食材の流通総額は2020年からの3年間で約1.3倍となり、伸長傾向にあるという(2020年1月1日~12月31日と2023年1月1日~12月31日を比較)。
地域特有の素材や調理法で作られたご当地食材への需要が高い傾向にあること、家族や親戚などが集まる年末年始の楽しみ方として、コミュニケーションのきっかけにもつながることから、「ご当地おせち」をトレンド予測にあげた。