希望の共同代表選で会見(全文1)玉木氏と大串氏が「寛容な改革保守」評価
●玉木雄一郎氏が冒頭発言
玉木:皆さん、こんにちは。玉木雄一郎です。今回の希望の党、共同代表選挙に出馬をさせていただきました玉木雄一郎です。どうぞよろしくお願いいたします。まず、この出馬に当たって力を貸してくれた仲間たちに心から感謝の気持ちを述べたいと思います。私は今回の選挙に立候補を決めた理由はたった1つです。それはこの新しく生まれた希望の党という新党を、日本の未来を担っていける、政権を担える、その核となる政党にしていく、この1点であります。そして必ずそれを実現できると私は信じています。 というのも先の衆議院選挙、私たちにとっては大変厳しい選挙でした。しかしその厳しい選挙を勝ち抜いてきた54名の仲間たちがいます。一騎当千の素晴らしい仲間たちです。そして先輩たちです。この仲間たちと一緒に力を合わせていけば、必ず日本の未来を切り開いていける。未来を先取りし、そしてしがらみなく改革に取り組んでいける、素晴らしい政党をつくることができる、そう確信をいたしました。平均年齢49.4歳。そして新人議員が9名も当選しています。これは私たちにとっての希望であり、これからの日本の政治にとっても希望だと思っています。その先頭に立ってこれからの混迷の、そしてまた混沌とした日本の政治を切り開いていく、その核となるよう全力を尽くしていきたいと思っています。 特に私たちは寛容な改革保守と。この立ち位置を綱領の中でも明確にしています。私はこれは素晴らしい立ち位置だと思っています。外交安全保障は現実的に行っていく。一方で国内政策は世界的に見ても格差が広がる中で、配分を重視して、一人ひとりが、一人ひとりの国民が尊厳ある生活保障の中で暮らしていける。そんな制度をしっかりとつくり上げていきたいと思います。そして大切なのは改革の精神です。行政改革や、そして情報公開。しがらみにとらわれずに新しい日本をつくっていく、その先頭に立つ覚悟で、どの政党よりも改革マインドにあふれた集団として頑張っていきたいと思っています。 今回の選挙戦を通じて大串さんと一緒に、そして私たちの、この新党の立ち位置を明確にし、国民の皆さんにもご理解をいただき、信頼を得られる政党として育て上げていくためにも、この選挙戦、全力で頑張っていきたい、そう思っています。どうか皆さんのご理解、賜りますことをお願い申し上げまして、私、玉木雄一郎からの冒頭のごあいさつにいたします。ありがとうございました。