変幻自在 老舗企業の挑戦 漁師向け麻ロープの市鶴製綱所 麻ロープからeスポーツへ大転換 4代目社長が決断、五輪種目候補に社運 アリーナに工場改装 分譲住宅の誘い断る
創業時の漁師向け麻ロープ生産からeスポーツアリーナ運営へ、経営の大転換を図ったのが市鶴製綱所(本社蒲郡市本町16の19、市川晶康社長、電話0533・68・2485)だ。1935年の創業から時代のニーズに合わせて主力商品を進化させてきた。しかし経営の中核事業そのものを進化させたのは4代目社長、42歳の若い感性があってこそ。アリーナは10月オープン。五輪種目候補にも挙がっているeスポーツに社運を賭ける。