子供の姿勢をアシスト、小学生から高校生まで使える学習家具「mirumio」を2025年3月発売 オカムラ
株式会社オカムラは、小学生から高校生までの利用を想定した学習家具「mirumio(ミルミオ)」を2025年3月より発売する。成長に合わせて机やイスの高さ調整が可能で、姿勢の悪い子供への対策を盛り込んでいることが特徴。 【画像】腰回りを支えるアジャストクッションの装着例 同社によれば、近年、スマートフォンなどのデジタル機器の進化やコロナ禍による運動習慣の減少によって、姿勢の悪い子供たちが増え、猫背やスマホ首が問題になっているとしてmirumioを開発した。 同社は、小学校低学年の子供が姿勢を維持する筋力が弱いことから、学習時はイスに深く腰かけ、背中をしっかりと背もたれに付けることを推奨。mirumioでは、イスの座面中心に深く座れるよう、背もたれを湾曲させることでイスが体を包み込み、左右にふらつきにくい設計としている。 さらに、机は天板を持ち上げるだけで脚が伸び、工具なしで高さ調整が可能。壁際に机を設置しても足元が窮屈にならないように奥行を約60cmとして、足元スペースも確保した。 また「学習家具にありがちな丸みが多い“子どもっぽさ”があるデザイン」をなくし、シャープさやエッジを効かせる軽快なデザインとして、大人になっても使いやすいとしている。 ラインナップは机が後方パネルの有無と横幅が900mmと1200mm、さらにカラーは天板と脚の組み合わせで4タイプを用意する。 イスはスタンダードタイプと、足乗せのフットステップと腰回りを支えるアジャストクッションが付属したジュニアタイプがあり、標準でライトグレージュとブラックの2色をラインナップ。交換用カバーリング10色を装着すると、色のバリエーションを変更できる。 オプションとして、机の上に固定するタブレットスタンド、ブックエンド、さらにワゴンが用意される。 なお、発売は2025年3月で、オカムラの個人向けブランドECサイト「OKAMURA Lifestyle Store」で取り扱う。さらに2025年1月には、mirumioの体験イベントの開催も予定しているという。
こどもとIT,正田拓也