【全日本】7月に全日本入団したMUSASHI「大きな決断をした2024年。来年は世界ジュニア王座を巻きたい」
MUSASHIは今年2月末、約14年間所属したみちのくプロレスを退団。2.20全日本プロレス後楽園大会に現れ、全日本参戦を表明すると同時に世界ジュニア王座奪取を宣言。吉岡世起とのタッグ「むーちゃんせーちゃん」でアジアタッグ王座を獲得。7月20日の後楽園で全日本プロレス電撃入団、全日本ファンから温かく迎えられた。2024年がMUSASHIにとってどんな一年だったのか。 【写真】第124代アジアタッグ王者のむーちゃんせーちゃん ――2024年2月、”新たなる挑戦のため”みちのくプロレスを退団。3月に全日本プロレスにフリーランスで参戦。当時ライジングHAYATOが持つ世界ジュニアヘビー級王座に初挑戦しましたが、そのときの気持ちを教えてください。 MUSASHI:「世界ジュニアのベルトを絶対に獲る!」という気持ちが1番大きかった。ベルトを獲って全日本プロレスに長期参戦するというのを狙っていました。 ――その時点では、全日本プロレスに入団したいという気持ちはなかったんでしょうか? MUSASHI:全日本プロレスで試合をしたい、してみたいという気持ちはありましたが、入団までは考えてなかったです…。 ――みちのくプロレス時代とは違って、今はみんなから“むーちゃん”の愛称で呼ばれるイジられキャラに。全日本プロレスのリングは合っていますか? MUSASHI:そうですね。自分で言っていいか分からないですけど、 楽しくやれてるし、試合ものびのびできてますね。
――タッグパートナー吉岡世起選手の存在も大きかったと思います。 MUSASHI:みちのくプロレス時代もユニットやチームはありましが、基本一匹狼みたいなところがありました。 全日本に参戦して、全く予想してなかった吉岡世起(愛称:せーちゃん)という良いパートナーが現れ、素直にせーちゃんと「タッグやりたいな」っていう感情になった。 正直ずっと続くパートナーと出会えるとは思ってなかったけど、自分にとって大きな収穫となりました。 ――今年は吉岡選手と世界最強タッグ決定リーグ戦にも出場しました。 MUSASHI:そうなんです、あと6月にはせーちゃんとアジアタッグ王座も獲得しました。 ――アジアタッグ王座は55年以上の歴史を持つ日本最古のベルトです。初戴冠した時の感想を教えてください。 MUSASHI:やはり歴史のあるベルトに名を刻んだのは素直に嬉しいですね。防衛回数は4回。欲を言えば、もっと防衛したかった。 でも”むーちゃんせーちゃん”は長く続いていくタッグだと思ってるので、続けていればまたベルト取る機会も出てくると思う。もしまたベルトを手にしたら、前回以上に防衛したいと思ってます!