「一生の思い出となりました」愛子さま、学習院大学を卒業 指導教授が明かす“横顔”
日テレNEWS NNN
天皇皇后両陛下の長女、愛子さまが20日、学習院大学の卒業式に出席されました。愛子さまはどんな学生生活を送られたのか、卒業論文の指導教授が大学での様子を明かしました。 ◇ 20日、桜色の振り袖に紺の袴姿で学習院大学の卒業式に出席された愛子さま。式の前に取材に応じ、晴れやかな笑顔で心境を語られました。 ――ご卒業おめでとうございます 「ありがとうございます」
――大学生活を振り返られていかがですか? 「最初の3年間はオンライン授業で、最後の1年はこのキャンパスに通い、たくさんの新しい学びを得て充実した4年間を過ごすことができました。素晴らしい先生方や友人たちと出会えたこともうれしく、またありがたく思っております」 ◇ 2020年4月に学習院大学文学部日本語日本文学科に入学された愛子さま。コロナ禍だったため、初めての登校は入学から半年後の2020年10月でした。
「大学では新しい知識を得た時に感じられる喜びを大切にしながら、様々なことに取り組んでいければと思っております」 入学後の3年間はオンラインでの授業が続き、卒業に際しての文書ではこう振り返られました。 大学卒業に際しての文書 「経験したことのないオンライン授業、インターネット上での課題の授受など、最初は操作も分からず不慣れな手つきで恐る恐る画面を開き、授業を受講していたことを懐かしく思い出します」 実際にキャンパスに通い始められたのは、4年生になってからでした。 大学卒業に際しての文書 「友人たちと一緒に授業を受けたり、直(じか)に話をして笑い合ったり、学内の様々な場所を訪れたりしたことは、私にとって忘れることのできない一生の思い出となりました」 卒業論文の題名は「式子(しょくし)内親王とその和歌の研究」で、中世を代表する女流歌人の一人であった、後白河天皇の娘「式子内親王」とその和歌を紹介するものだったということです。