高木豊氏 今季の阪神を総括 岡田監督でなければ「順位は大きく変わっていたかもわからんな」
大洋(現DeNA)や日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(66)が、28日に自らのユーチューブチャンネルを更新。2024年シーズンをセ・リーグ2位で終えた阪神の戦いを総括した。 リーグ優勝を果たした巨人との違いに補強ができなかったことを挙げつつ、「岡田監督もそれを危惧してて。昨年と同じメンバーで日本一は難しいと。岡田監督も日本一の経験があるから、新しい血を入れないと刺激にならないし、残ってる若手だけだとダメだと。その不安が的中した形になった」と指摘。 その一方で、今季は主軸の森下翔太外野手(24)、大山悠輔内野手(29)、佐藤輝明内野手(26)がそれぞれ二軍調整を経験。高木氏は「ファームに落ちた3人はいなきゃいけない選手だから、反省しなきゃいけないけど…」としつつ、「そこで落としてでも調子を上げさそうとした岡田監督はファインプレーだった」と評価した。 また、投手陣については昨季MVP&新人王の村上頌樹投手(26)が7勝11敗、昨季10勝左腕・伊藤将司(28)が4勝にとどまった。「村上が勝ち星が伸びなかったり、伊藤将司がだったりローテーションピッチャーが勝てなかったというところは反省しなきゃいけない」。 その上で、岡田彰布監督前監督(67)が指揮を執っていなければなければ、「順位は大きく変わっていたかもわからんな」と振り返っていた。
東スポWEB