錦織が9試合ぶりのストレート勝利、今季出場のチャレンジャー4大会連続初戦突破 [ヘルシンキ・チャレンジャー／テニス]

写真は木下グループジャパンオープン（東京・有明テニスの森）での錦織圭（ユニクロ）（Getty Images）

　ATPツアー下部大会「HPPオープン」（チャレンジャー125／フィンランド・ヘルシンキ／11月4～10日／賞金総額14万8625ユーロ／室内ハードコート）の男子シングルス1回戦で、元世界ランク4位の錦織圭（ユニクロ）が予選勝者のニコラス・アルバレス バロナ（スペイン）を6-4 6-2で退け好スタートを切った。試合時間は1時間18分。 ～HPPオープンで初戦を突破した元世界4位の錦織選手～ 　今季4度目のチャレンジャー大会参戦となる34歳の錦織は、ダイレクトインで本戦入り。前週のブラチスラバ（チャレンジャー125／室内ハードコート）では3試合を勝ち抜き、準決勝でロマン・サフィウリン（ロシア）に4-6 4-6で敗れはしたが今季初の4強入りを果たした。 　両者は今回が初顔合わせ。2024年シーズンの錦織はパリ五輪（フランス・パリ／クレーコート）とデビスカップを含む13大会で合計26試合（シングルス）を戦い、15勝11敗の戦績で今大会を迎えている。 　股関節と足首のケガで長期離脱を余儀なくされていた錦織は復帰戦だった昨年6月のパルマス デル マール（チャレンジャー75／ハードコート）で優勝を飾ったあと7月のアトランタ（ATP250／ハードコート）で8強入りしたが、今度は膝のケガに見舞われシーズンを終えていた。 　9試合ぶりのストレート勝利を決めた錦織は次のラウンドで、第7シードのジェローム・キム（スイス）と対戦する。キムは前日に行われた1回戦で、アブダラ・シェルベイ（ヨルダン）を6-1 6-2で下して勝ち上がった。