短期免許取得のムーアが来日 ジャパンCのオーギュストロダンは「日本のファンも分かっているはず」
JRAの短期免許を取得して9日から日本で騎乗するライアン・ムーア(41=英国)が7日、免許交付のために美浦トレセンを訪問。報道陣の取材に応じた。 今回の来日で最も注目されるのは、やはりGⅠジャパンC(24日=東京芝2400メートル)で騎乗予定のディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡4・Aオブライエン=アイルランド)だろう。「彼の来日をとても楽しみにしています。もちろん日本に来るのはアウェイだし、2400メートルで現地の強い馬を相手にするのは大きなチャレンジですが、この馬が今まで出してきた結果を見ると通用する自信もあります」と気持ちを明かした。 さらに「日本の競馬のファンもよく分かっているはずで、能力のある馬がジャパンCに来ることを楽しみにしているでしょう。ディープインパクトの血も入っているし、応援してくれるんだろうね(笑い)」と日本の競馬ファンに対してもメッセージを送った。 10日のGⅠエリザベス女王杯では、自身が手綱を取ってGⅠ制覇へと導いたサリオスの半妹・サリエラ(牝5・国枝)に騎乗する。「前の2走よりもステップアップする必要はありますが、2200メートルの距離は全く問題ないでしょう。また日本のGⅠに参加できるのはありがたいし、楽しみにしています」と意気込んだ。 なお、今回の短期免許期間は11月9日(土)から12月23日(月)となっている。
東スポ競馬編集部