モロッコのサハラ砂漠で洪水 将来天気予報を変える可能性
メルズガ、モロッコ、10月9日 (AP) ― モロッコ南部の砂漠の間を流れる水:8月から9月にかけて降った大雨で、頻繁な干ばつで知られるモロッコのサハラ砂漠がシュールなイメージに変わった。 専門家によると、通常熱帯前線の雨はモロッコ南部より、むしろモーリタニアとマリのサハラ砂漠に影響を与えるという。 それが今年の雨は、モロッコのサハラ砂漠に影響を与え、砂漠地帯で洪水が発生した。 モロッコ気象総局によると、これだけの量の雨が短期間に降ったのは、少なくとも30年ぶりだという。 NASA(米航空宇宙局)の衛星が、50年間干上がっていたザゴラ地方とタタ地方の間にある有名なアイリキ湖に溜まった水を検出したという。 サハラ砂漠の水の存在は、将来の天気予報を大きく変える可能性がある。 (日本語翻訳・編集 アフロ)