屋台宮入り、迫力のぶつかり合い 飯坂けんか祭り 福島市
「飯坂けんか祭り」として知られる福島市飯坂町の八幡神社例大祭は5日夜、見どころの宮入りが繰り広げられた。大勢の観衆が勇壮な祭りを楽しんだ。 午後7時15分の花火を合図に、ご神体を移したみこしが御旅所(おたびしょ)を出発し宮入りが始まった。みこしとともに町名入りのちょうちんで飾った上町、滝の川、若錦、立綱(たちつな)、横町、梍花(さいはな)の6町の屋台が大勢の若衆に担がれ、温泉街を練り歩いた。 神社に到着した屋台は太鼓を打ち鳴らしながら激しくぶつかり合った。観衆は威勢の良い若衆を見守りながら、声援を送っていた。 最終日の6日は午前10時半から後鎮祭、午後5時30分から千穐楽(せんしゅうらく)仕舞太鼓を打ち鳴らす。