休憩中の車掌、出発時刻気付かず発車遅れ JR福島駅
JR東日本東北本部は1日、福島駅で休憩中の車掌が出発時刻に気付かず、同駅発の東北線上り普通列車1本が11分遅れたと発表した。 JR東日本福島支店によると、列車は同日午後4時10分福島発の郡山行き。車掌が休憩時、アラーム音を鳴らない設定にしていたため出場時刻に気付かなかったという。「発車前の打ち合わせに応答がない」と、運転士から連絡を受けた職場の管理者が休憩室を確認したところ、車掌が休憩室にいたという。列車には乗客40人が乗っていた。同本部は再発防止に向け「指導を徹底する」としている。
福島民友新聞