「数メートルの積雪」年末から不明の山スキー男性 3日間の懸命な捜索も発見できず 2日で打ち切り 福島
福島県北塩原村の吾妻連峰にバックカントリースキー(山スキー)に訪れ、12月30日から行方不明になっていた東京都の50代男性について、警察などは31日から3日間にわたって捜索を行いましたが、男性は見つからず、1月2日で捜索を打ち切りました。 警察によりますと、12月30日午後4時半すぎ、バックカントリースキーをするため、福島県北塩原村のスキー場から1人で吾妻連峰に入った東京都の50代の男性から「身動きがとれなくなり、下山できない」と携帯電話で110番通報がありました。現場は、西大顛と(にしだいてん)から西吾妻山付近にかけての吾妻連峰で山形県との県境にある場所です。 通報を受けて、警察や消防などが約20人態勢で、12月31日から1月2日まで3日間にわたり、男性を捜索しましたが見つからず、警察は2日の捜索で打ち切りました。現場付近は数メートルの積雪があり、新たな積雪で一面が真っ白な状態で、男性につながる手がかりは見つけられなかったということです。 男性とは31日朝まで連絡がとれ、その時点でけがはなかったとみられますが、その後、連絡が取れていませんでした。 ※画像は1月3日午前8時ごろの吾妻連峰
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