全国各地で猛暑日観測…自宅でも忘れちゃいけない暑さ対策 急激に暑くなる6月『キッチン熱中症』にご注意
暑さに体が慣れていない時期の熱中症『家の中の危険』
まだ暑さに体が慣れていない時期の熱中症。 医師が指摘するのが、『家の中の危険』だ。 中でも気づきにくいのは、調理中のキッチン。 伊藤院長は「キッチンの場合には電気でもガスでも、熱を発する機具を使う。水分が鍋などから蒸発する部分もあるから、一時的にかなり高温多湿になりやすい」と指摘する。 取材班が訪ねたのは、東京・新宿区の戸山団地に住む野島さんの自宅。 夕食の「肉じゃが」を作るために 調理を始め、2口のコンロでお湯を沸かすと、「ものすごく暑くなってくる」という。 サーモカメラで見ると、コンロの周囲はたちまち真っ赤に。 次第に水蒸気が当たる壁の一部も赤く染まり、暑くなる範囲が広がっていくのがわかる。
コンロの周囲はたちまち真っ赤『キッチン熱中症』
『キッチン熱中症』について、「聞いたことない、初めて聞いた」と野島さんは話した。 急激に暑くなるこの時期に注意が必要な『キッチン熱中症』。 予防法について、伊藤院長は「換気に加えてエアコン。空気が混じり合うような環境が必要。エアコンの吹き出し口をキッチンの方に向けるなどの工夫も必要です」と説明した。 (「イット!」6月14日放送より)
イット!