角田裕毅（RB）(C)Red Bull Content Pool

F1公式サイトが、F1ハンガリーGPの「パワーランキング」を発表した。これは、最も印象的だった10人を選出するという審査員によるランキングだ。マシンの性能は考慮しない。 算出方法は、5人の審査員がグランプリごとに各ドライバーのパフォーマンスを10点満点で採点して、専門家のスコアを平均化してレーススコアを算出している。 ハンガリーGPでのパワーランキングトップ10は次のドライバーたちだ。6位と10位は同点となっているため、11人が選出された。 順位（決勝結果：スコア）ドライバー名（チーム名） 1（1位：9.2）　オスカー・ピアストリ（マクラーレン） 2（2位：8.6）　ランド・ノリス（マクラーレン） 3（3位：8.4）　ルイス・ハミルトン（メルセデス） 4（4位：7.8）　シャルル・ルクレール（フェラーリ） 5（9位：7.4）　角田裕毅（RB） 6（6位：7.2）　カルロス・サインツ（フェラーリ） 6（14位：7.2）　アレクサンダー・アルボン（ウィリアムズ） 8（8位：6.8）　ジョージ・ラッセル（メルセデス） 9（13位：6.6）　ニコ・ヒュルケンベルグ（ハース） 10（12位：6.4）　ダニエル・リカルド（RB） 10（10位：6.4）　ランス・ストロール（アストンマーティン） 決勝で9位だった角田裕毅は、上位チームのドライバーたちを上回り、パワーランキングで5位と評価された。その理由を次のように評価している。 「角田裕毅の週末は、予選で見事な走りを見せていたが、Q3でのクラッシュによって中断されるという劇的な展開となった。しかし決勝ではそれを補って余りある走りで9位入賞を果たし、2戦連続のポイント獲得となる7ポイントを獲得し、RBを中団での厳しい戦いの中でトップに押し上げた」 角田裕毅は決勝で2ポイント獲得したことでRBは累計33ポイントまで伸ばし、コンストラクターズ選手権はトップ5チームに続く6位だ。ノーポイントだったハースとの差を広げた。 シーズンを通した総合パワーランキングでも、角田裕毅は9位につけている。