北朝鮮「新型ロケット砲」開発は「平和統一取り下げ」の一環とみるべき
国産の地対艦誘導弾「SSM」
飯田)「撃たせない」ということは抑止力になりますが、同盟国としてアメリカとも連携しながら進めていくのでしょうか? 石原)アメリカや韓国と連携しながら、北朝鮮の問題に対応するのだと思います。アメリカからトマホークミサイルを購入する一方、三菱重工がつくる地対艦誘導弾「SSM」を改造し、長距離を飛ばせるようにします。さらに、三菱電機が飛行機に搭載する空対地ミサイルの開発など、日本でつくる反撃能力も保有する。それがいまの政府の考え方です。 飯田)アメリカに頼るばかりではなく、国産のものも欲しいですよね。 石原)時代が変わっており、韓国は2022年に約2.5兆円も防衛装備品を輸出しています。日本には力があるので、迎撃用ミサイルなども考えていいと思います。