2025鈴鹿8耐トライアウトは鈴鹿サンデーの1回のみ。全日本ロード第1戦もてぎやEWCル・マン24時間と同日程に
10月31日、鈴鹿8時間耐久ロードレースの組織委員会は、『2025 FIM世界耐久選手権(EWC)鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会』の開催概要を発表した。出場権をかけた選考レースとなるトライアウトは例年2回行われてきたが、鈴鹿サンデーロードレース第1戦のみとなる。 【写真】2024鈴鹿8時間耐久ロードレース スタートシーン 鈴鹿8耐に出場するチームは、シード権や対象レースのトライアウトで上位に入ること、主催者推薦に選ばれるなどの条件が決められており、それを通過しないとエントリーすることすらできない。 シード権においては、前年度の上位フィニッシュチームに与えられており、2024年度の結果で20チームに2025年の鈴鹿8耐に出場する資格がすでに与えられている。 2025年の鈴鹿8耐におけるシード権は、2024年の鈴鹿8耐での決勝レース結果で、Formula EWCクラスの上位15チーム、SUPERSTOCK(SST)クラスは上位5チームに与えられた。しかし、シード権は放棄することができるため、必ずその20チームが出場するわけではないが、多くのチームがこの権利を行使するだろう。 また今回、出場権をかけた選考レースについても発表された。来季の8耐トライアウトは鈴鹿サンデーロードレース第1戦の1回のみの開催となるようだ。しかし、日程は2025年4月19~20日となるため、全日本ロード第1戦もてぎ2&4レースと同じ週に行われる。 全日本ロード第1戦もてぎ2&4レースはJSB1000クラスのみとなるが、JSB1000のライダーはトライアウトに参加することができないため、ST1000クラスやST600クラスのライダーが走る必要がある。 また、同週はEWC第1戦ル・マン24時間レースも予定されており、全日本ロードと世界耐久選手権に関わっているライダーやスタッフにとっては忙しい週末となってしまう。 2025鈴鹿8時間耐久ロードレースのシード権付与条件に基づき、シード権付与対象となった20チームは以下の通り。 ■Formula EWC Team HRC with Japan Post DUCATI Team KAGAYAMA Honda Dream RT SAKURAI HONDA TOHO Racing SDG Team HARC-PRO. Honda Astemo Honda Dream SI Racing Team KODAMA Team TARO PLUSONE with SDG TeamATJ with docomo business KRP SANYOUKOUGYO&RS-ITOH AutoRace Ube Racing Team Honda Suzuka Racing Team Honda Blue Helmets MSC Kumamoto & Asaka HondaSoyukaiTochigiRacing&KohyohkaiDreamRacingTeam SHINSYUREN With TOTEC ■SUPERSTOCK TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW Taira Promote Racing Honda Hamamatsu ESCARGOT&Kumamoto Racing Team38 NICHIRIN RACING NOI:Z ※チーム名は2024年の“正式決勝結果表”発行時のもの [オートスポーツweb 2024年10月31日]