卒業証書を受け取る宮前小の6年生＝22日午前、松山市祓川1丁目

　愛媛県内のほとんどの公立小学校で22日、卒業式があった。卒業生は仲間や先生らとの思い出が詰まった学びやを巣立った。 　松山市祓川1丁目の宮前小では卒業生104人が保護者、在校生らに拍手で迎えられ、体育館に入場。一人一人が「思いやりのある大人になる」「優しい獣医師を目指す」と将来の目標を宣誓し、大西健三校長から卒業証書を受け取った。卒業生全員が壇上で最後の校歌などを元気いっぱいに歌った。 　県教育委員会によると、県内の卒業生は約1万人。22日は262校中260校が卒業式を行った。