韓国国情院「金正恩委員長がロシア訪問の可能性…崔外相はプーチン大統領と敏感な話」
韓国の国家情報院(国情院)が20日、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相が4日にロシアのプーチン大統領と会って「敏感な話を交わした」としながら、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のロシア訪問の可能性を提起した 国情院はこの日、国会で来年度予算案の審査のために開かれた情報委員会全体会議に出席し、こうした内容を報告したと、与野党幹事の李成権(イ・ソングォン)国民の力議員と朴善源(パク・ソンウォン)共に民主党議員が伝えた。 国情院は崔善姫外相が先月28日から今月6日までロシアを訪問したことについて「揺るぎないロ朝関係を誇示するための目的で訪問したと把握している」と明らかにした。 崔外相がロシア訪問中にプーチン大統領と会談したことに関しては「非常に重要で敏感な話があったはず」と述べた。 国情院は「当初は難色を示していたプーチン大統領との面談を4日に実現させた。滞在日程を延長しながらもプーチン大統領と会おうとした北の努力が目を引いた」とし「休日に会ったと推測されるが、それほど重要な懸案が議論されたと分析される。詳細内容は把握している」と伝えた。 国情院は「単純な儀典用ではなかったとみられる。金正恩委員長がロシアを訪問する可能性もあるのでは」とし「今後、北が(ロシアから)どんな武器や装備・技術を受けるかについて密着して注視していく」と報告した。