巨人・阿部監督、「何だろ…、和真かな」不動の4番・岡本和真の起用法変更示唆「ちょっと考えようかな」
◇29日 巨人1―2広島(東京ドーム) 巨人の阿部慎之助監督は敗戦後に報道陣の取材に応じ、「何だろ…、和真かな」と、2度の得点圏で凡退した岡本和真内野手の”勝負弱さ”を嘆き、不動の4番の起用法を見直す可能性をほのめかした。 岡本和は今季、全試合に4番で出場。試合前の時点でセ・リーグ最多の39打点、2位の13本塁打をマークしているが、打率は2割5分8厘でリーグ12位。得点圏打率も17位の2割3分4厘にとどまっている。 この日は4回2死二塁の先制機で遊飛。8回にヘルナンデスの適時内野安打で同点とし、なおも2死満塁と勝ち越しのチャンスで遊ゴロに倒れ、指揮官は「本人も、どうしていいか分かんないだろうけど。あそこで(打線が)切れてしまうことが多々ある。ちょっと考えようかなと思います」と話した。 岡本和は「僕が打っていれば、点がもっと入っているので。明日打てるように頑張ります」と、打線の大黒柱としての責任感を口にした。 この日は8回の攻撃でリーグ最多のホールドポイントを誇る広島・島内から1点をもぎ取って同点に追い付いたが、9回にバルドナードが菊池に決勝のソロ本塁打を浴びた。
中日スポーツ