アウディRS3、VWゴルフRと頂点を争うホットハッチ、メルセデスAMG A45が終焉を迎える
最終限定車、メルセデスAMG A45 S 4マチック+ファイナル・エディション登場
Cセグメントのメルセデス・ベンツAクラスには、ホットバージョンである「メルセデスAMG A45 S 4マチック+」が設定されている。先代にも「A45」が設定され、スポーツカー顔負けの動力性能を享受できるのがAクラスの最上級モデルとなっている。 【写真7枚】メルセデス・ベンツAクラスの最速最強モデル、AMG A45最後の限定車、「メルセデスAMG A45 S 4マチック+ファイナル・エディション」の詳細画像をチェック ◆300+1台の限定販売 車名のとおり、メルセデスAMG A 45の最後の限定車となる「ファイナル・エディション」(Final Edition)の注文受付が開始された。300台限定のほかに、1台を中古車として販売する予定になっている。 ◆特別な3色を設定 AMG A 45 S 4マチック+をベースに、Aクラス初採用のボディ・カラーで有償オプションの「AMG グリーンヘルマグノ」(マット)に加え、日本限定色となる有償オプションの「MANUFAKTUR マウンテングレーマグノ」(マット)、「ポーラーホワイト」(ソリッド)が設定されている。 ボンネットには、AMGのエンブレムが、ドア・パネルには「45 S」のデカールが施され、「A 45 S 4MATIC+」の集大成であることをアピール。また、専用の鍛造19インチAMG アルミホイールを含むエクステリア全体にイエロー&ブラックのアクセントが加わり、AMGの力強さが表現されている。さらに、固定式リア・ウィングをはじめとするエアロパーツによって、高速走行時の走りも磨きあげられている。 ◆特別感を醸し出すインテリア インテリアには、ファイナル・エディション専用の「AMGアルミニウム・インテリア・トリム」や「イエロー・イルミネーテッド・ステップカバー」などの特別装備を用意。また、マルチコントロール・シートバックを備えた前席の「AMGパフォーマンス・シート」のヘッドレストにはイエローのアクセントで「45 S」と刻印されていて、特別感を醸し出している。 パワートレインは、ベース車と同じで、最高出力421ps/最大トルク500Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒ターボと「AMGスピードシフトDCT」(デュアルクラッチ式8段自動MT)の組み合わせ。ツインスクロール・ターボや可変バルブリフト・システムの「CAMTRONIC」(カムトロニック)が搭載されている。さらに、ターボとエグゾースト・マニホールドがエンジン後方に、インテーク・マニホールドなどの吸気系がエンジンの前方に配置されている。エンジンの搭載位置を下げることで、ハンドリングに貢献するだけでなく、空力にも寄与している。 価格は、1150万円となっている。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部