自転車の「酒気帯び運転」で検挙 改正道路交通法施行後、北海道初 帰宅途中の50代男性から基準値の約3倍のアルコール 北海道警
11月1日から施行された改正道路交通法。 北海道警は、これまで罰則の対象外だった自転車での「酒気帯び運転」で検挙したことを発表しました。 自転車の酒気帯び運転をしたとして検挙されたのは、札幌市北区の飲食店経営の50代の男性です。 警察によりますと、男性は、1日午前1時すぎ、札幌市北区の路上で酒気を帯びた状態で自転車を運転した疑いがもたれています。 取り締まり中だった警察官が声をかけて調べたところ、呼気からは酒気帯び運転の基準値の約3倍のアルコールが検知されたということです。 50代の男性は「お酒を飲んで自転車を運転したことに間違いない」と容疑を認めているということです。 男性は自身が経営する札幌市中央区のバーで酒を飲んだ後、北区にある自宅に帰る途中でした。 これまでの道路交通法では、めいてい状態などアルコールの影響で正常な運転ができない恐れがある「酒酔い運転」のみが取り締まりの対象でしたが、11月1日からは罰則が強化され、自転車での「酒気帯び運転」にも3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科されることになりました。 道交法の改正後、自転車の「酒気帯び運転」で検挙されるのは、北海道で初めてです。
北海道放送(株)
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