中学生の息子がゲームばかりしていて困っています。「課金したい」とまで言い出したのですが、みんなどのくらい課金させているのでしょうか?
みなさんの中には、子どもがゲームばかりして悩んでいる方もいるでしょう。なかにはゲームに課金する子どもに心配している方もいるかもしれません。そこで本記事では、中学生のゲームプレイと課金の実態について、平均的な課金額や家庭での対応策を紹介します。
中学生のゲームプレイと課金の実態とは
中学生のゲームプレイは、スマートフォンや家庭用ゲーム機の普及により日常的な活動の一部となっています。 特に、スマホゲームやオンラインゲームは、インターネットに接続して友達と楽しめるため、中学生にとって人気のある娯楽だといえるでしょう。多くの中学生は放課後や休日にゲームを楽しんでおり、中には課金システムを利用してアイテムやキャラクターを購入するケースも少なくありません。 一部のゲームには「ガチャ」と呼ばれるランダムアイテム購入システムがあり、子どもたちにとっては魅力的です。しかし、金銭的なリスクも伴い、子どもが多額の課金をするなど後に大きな問題になることもあります。 そのため、ゲーム課金の実態を理解し、子どもがどのようなゲームをどの程度の頻度でプレイしているのかを把握することが親にとって重要です。
中学生の課金額とその傾向
国民生活センターによると、2022年度のゲームへの課金に関する相談は4024件あったとのことです。課金額の平均は約33万円とされています。 無料でプレイできるゲームであっても、場合によっては有利になるアイテムや時間短縮のためのアイテムを購入する必要があり、中学生の課金行動を促しているようです。そのため、親が気づかないうちに子どもが思った以上に多額の課金をしてしまうケースもあります。
家庭でできるゲーム課金対策とルール設定方法
家庭内でゲーム課金を抑えるためには、親が子どもと適切なルールを決めることが大切です。 例えば、許される課金額の1ヶ月あたりにおける上限を定めたり、課金前に親の許可を得たりするなど、金銭管理の基本的なルールを子どもに教えることが大切です。さらに、家庭内で定期的にゲームプレイ時間や課金状況を確認するようにしましょう。 また、ペアレンタルコントロールを活用し、子どものデバイスでの課金を制限するのも1つの手段です。 子どもと一緒にゲームの楽しみ方を考え、ルールを守りつつ健全に遊ぶ習慣を身につけさせることが大切です。