期待外れ…。Jリーグ、今季の“ガッカリ”外国人選手(7)2億円以上が無駄に…? オルンガの再来は不発続き
2023シーズンの明治安田生命J1リーグはヴィッセル神戸の優勝で幕を閉じた。先日には今季を彩った選手たちがJリーグアウォーズにて表彰されたが、期待されながら思った活躍を披露できなかった選手もいる。今回は、残念ながら活躍できなかった外国籍の選手を紹介する。
FW:ジェイ=ロイ・フロート(オランダ) 生年月日:1998年3月13日 所属クラブ:柏レイソル 2023リーグ戦成績:17試合1得点0アシスト かつてJリーグで大暴れしたマイケル・オルンガに匹敵する大型FWが今季柏レイソルにやってきた。それがオランダ人のジェイ=ロイ・フロートだ。『transfermarkt』によると、柏が同選手の前所属先であるヴィボーFF(デンマーク)に支払った移籍金は175万ユーロ(約2.5億円)とされている。かなりの期待が込められていたと言っていいはずだ。 フロートは身長193cm・体重99kgという圧巻の体格を誇る選手であり、その見た目には似合わぬスピードも兼ね備えるなど、加入当初は「オルンガの再来」とも称された。しかし、リーグ第5節~第8節までスタメン起用されながら不発に終わると、以降は序列が低下。確かにフィジカルは非凡なものがあったが、なかなかゴール前でその武器を発揮することができなかった。 指揮官がネルシーニョから井原正巳に変更となった後も苦しい状況は続き、リーグ終盤戦は第27節の横浜FC戦を最後にベンチ入りすらなかった。結局、今季のJ1における得点は第17節の横浜F・マリノス戦の1点のみに。怪物感は漂っていただけになんとも残念な結果である。
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