【第44回東日本中学校大会・決勝】本郷中が悲願の初優勝! 繋ぎのラグビーで慶應普通部下して頂点へ
■3位決定戦 茗溪学園中(茨城) 49-10 男鹿東・男鹿南・天王中(秋田) 夏の太陽生命カップを制した茗溪学園が、前年覇者、男鹿東・男鹿南・天王中の秋田合同を圧倒した。 茗溪学園は秋田合同の勢いのあるタテのアタックに対ししっかりとディフェンスし、攻めては深くて広いBKラインで次々と秋田ディフェンスを突破。前半を5トライ2ゴールで35-0とリードで折り返す。 茗溪が1トライを加え42-0としたあとの10分、秋田合同は人に強いCTB吉田恒明がタテに切り込みゴール前まで攻め込むと、最後はCTB佐藤琉唯がゴールに飛び込み、ようやく1トライを返した。 茗溪は12分、キックオフからのこぼれ球を足に掛けたWTB野村武之輔が自ら拾ってそのままトライ。終了間際に秋田合同はゴール前スクラムからCTB佐藤がタテを突いてそのままゴールラインをこじ開けたが49-10でノーサイド。 3位を確保した茗溪学園・蓑田圭二監督は「昨日は、一つ一つのプレーの精度が低かったが、そこは取り返してくれました。相手がタテにくるのはわかっていたので、そこをしっかり止めることができました。きょうはディフェンスもよく頑張っていたと思います」と選手たちを労った。 3校の合同チームゆえ、なかなかまとまった練習ができず、高いポテンシャルがありながら4位に終わった男鹿東・男鹿南・天王南中。次は将軍野中のメンバーも加えた秋田県中学校代表として、26日からの全国ジュニアに挑む。