サイト誘導するフィッシング詐欺増加 サイバー犯罪防止のための意見交換 三重・津市
AIを活用した犯罪やフィッシング詐欺が増えている=津市(三重テレビ放送)
コンピューターやインターネットを悪用した「サイバー犯罪」の被害防止につなげようと11日、三重県津市で意見を交換し合う会議が開かれました。 県内の情報通信事業者らでつくる「三重県インターネット防犯連絡協議会」が毎年開いているもので、連絡協議会の会員や三重県警察本部の職員など20人が参加しました。 三重県警察本部サイバー犯罪対策課の脇谷和忠課長が「警察と民間事業者が密接に連携することでより強化にし安全・安心なサイバー空間をつくっていきたい」とあいさつしました。 情報工学が専門の太田義勝三重大学名誉教授が講演し、AIを活用した犯罪や、パスワード再設定からサイトに誘導するフィッシング詐欺が増えていると指摘し、「最新のセキュリティー情報をチェックし、被害に遭った際は早期回復に努めてほしい」と話していました。