カープに欲しい!? 広島のトレード獲得候補(2)“最優先”の補強ポイントに…?
今季は6年ぶりのリーグ制覇を目指す広島東洋カープ。今季は前半戦を2位で折り返したが、得点力不足な部分もあるなど、シーズン後半に向けて補強も十分に考えられる状況だ。そこで今回は、広島のトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。(※今季成績は7月25日時点)
浜屋将太(埼玉西武ライオンズ)
投打:左投左打 身長/体重:176cm/77kg 生年月日:1999年1月26日 経歴:樟南高 - 三菱日立パワーシステムズ ドラフト:2019年ドラフト2位 プロ5年目を迎えた浜屋将太も、サウスポーが不足しているチームにとって注目され得る存在だ。 浜屋は、樟南高で3年夏にエースの役割を担い、チームを甲子園に導いた。その後は社会人野球の三菱日立パワーシステムズに進み、都市対抗野球などで好投を披露。その後、ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに入団した。 ルーキーイヤーは新型コロナウイルスの影響で開幕が延期された中、同年9月16日のロッテ戦でプロ初先発初勝利を記録。同年は12試合に登板して3勝3敗、防御率4.97の成績で終えた。 だが、翌2021年は成績を伸ばせなかった。同年は開幕ローテーション入りしたものの制球に苦しみ、8試合の登板で1勝6敗、防御率6.63。36回2/3を投げて30個の与四死球を献上した。 また、同年11月に左足を手術し、以降2年間は一軍のマウンドに上がれず。今季は5月10日の楽天戦で3年ぶりの一軍マウンドに上がったが、2回1/3を投げて3安打4四死球4失点(自責点3)と結果を残せず。以降はファームで登板を続けている。 広島東洋カープの投手陣は強力だが、床田寛樹の存在はあるものの、先発左腕は少ない印象。玉村昇悟が奮闘を見せているが、不安定感は否めない。 今季の浜屋は一軍では打たれたものの、ファームでは先発として防御率2点台の投球を見せている。先発左腕として結果を残せば、広島にさらなる投手層の厚みをもたらすだろう。
ベースボールチャンネル編集部