熊本ーソウル線アシアナ航空8年ぶり再開 韓国便の就航相次ぐ
熊本朝日放送
韓国の大手航空会社アシアナ航空は、約8年半ぶりに、熊本とソウルを結ぶ定期便を再開しました。 柴田理美アナウンサー 「いらっしゃいました!午後1時20分の到着便で、再開してから初めての乗客が熊本に降り立ちました」 熊本空港の到着ロビーでは、空港と熊本県の職員が横断幕を掲げて出迎え、くまモングッズなどをプレゼントして歓迎しました。 2016年の熊本地震後から途絶えていたアシアナ航空のソウル線。7日から月曜、木曜、土曜に週3往復します。 乗客 「直行便ができたのはすごくいいです。約8年ぶりに再開したと聞いて、すぐに予約をしました」 「日本の小さい都市でも旅行しやすくなったのでいいですね」 式典で、熊本国際空港は、熊本と韓国の国際線ネットワーク強化を図るため、前日に仁川国際空港公社との連携協定を結んだと発表しました。 熊本国際空港・山川秀明社長 「両地域の交流を一層深化させられるよう熊本県の皆さんはもちろんのこと、仁川国際空港様とも連携をしながら、しっかりとサポートをしていく所存です」 また、アシアナ航空も、より大きな相乗効果を生み出すために努力したいとしました。 アシアナ航空・文裕相旅客営業戦略担当役員 「今回のアシアナ航空の運航再開は、単なる運航の回復にとどまらず、韓国と熊本がより近くになり、互いの文化を豊かに分かち合う重要な出発点になると考えています」 7日に再開したアシアナ航空のほか、熊本とソウルを結ぶ便は、ほかにもティーウェイ航空が運航していて、大韓航空も11月24日から再開、釜山を結ぶ便もイースター航空が12月19日に新規就航予定です。